.NET Framework 3.5 配置ガイド (管理者向け)
ネットワーク管理者は、.NET Framework 3.5 のインストールに必要なシステム コンポーネントがすべてのクライアント コンピュータに含まれていることを確認する必要があります。前提条件が満たされていないと、セットアップは失敗します。
メモ : |
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必須コンポーネントは、次に示す順序で配置する必要があります。異なる順序で配置すると、コンポーネントのインストールのセットアップは失敗します。たとえば、.NET Framework 2.0 Service Pack 1 のインストールには、あらかじめ Windows インストーラ 3.1 をインストールしておく必要があるため、次の一覧では .NET Framework 2.0 Service Pack 1 より前に Windows インストーラが記載されています。アスタリスク (*) が付いていないコンポーネントは、.NET Framework 3.5 セットアップ パッケージの WCU フォルダにあります。これらのコンポーネントを配置する方法については、「方法 : Active Directory を使用して .NET Framework を配置する」を参照してください。 |
.NET Framework 3.5 を Windows Server 2003 に配置するための前提条件は次のとおりです。
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Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1
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Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1
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Microsoft .NET Framework 3.0 Service Pack 1
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Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0 (このコンポーネントをダウンロードするには、Microsoft ダウンロード センター Web サイトの「Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0」を参照してください)
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Windows イメージング コンポーネント
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XML Paper Specification Shared Components Pack 1.0
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Microsoft DirectX 9.0 Software Development Kit (SDK) 用のソフトウェア ラスタライザ
.NET Framework 3.5 を Windows XP に配置するための前提条件は次のとおりです。
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Microsoft Windows XP Service Pack 2
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Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1
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Microsoft Windows インストーラ 3.1
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Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1
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Microsoft .NET Framework 3.0 Service Pack 1
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Windows イメージング コンポーネント
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XML Paper Specification Shared Components Pack 1.0
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Microsoft DirectX 9.0 Software Development Kit (SDK) 用のソフトウェア ラスタライザ
.NET Framework 3.5 を Windows Vista に配置するための前提条件は次のとおりです。.NET Framework 3.5 を配置する前に、Windows Update を使用してこれらの更新プログラムを入手してください。
Windows Server 2008 や Vista Service Pack 1 に配置する場合は、特に前提条件はありません。Windows Server 2008 と Vista Service Pack 1 には、Microsoft .NET Framework 2.0 および 3.0 の Cumulative Updates 1 が含まれています。
ここに示したコンポーネントは、それぞれの使用許諾契約に従います。
Active Directory を使用して、ネットワーク全体に特定のコンポーネントの Windows インストーラ セットアップ パッケージを配置する方法について説明します。ファイルを抽出する必要があるコンポーネントを配置するには、対象となるコンピュータの管理者特権が必要です。
Active Directory を使用してアプリケーションを配置するには、.exe 再頒布可能パッケージから個々のファイルを抽出する必要があります。Windows インストーラのファイルを .exe ファイルから抽出する必要があります。また、他のファイルを抽出することが必要な場合もあります。たとえば、.NET Framework 3.5 コンポーネントを配置する場合は、配置に使用する .exe ファイルから vs_setup.msi ファイルを抽出する必要があります。
.NET Framework を配置する前に、対象となるコンピュータが最小構成要件を満たしていることを確認してください。詳細については、Microsoft .NET Framework Developer Center の「Deploying & Configuring Applications」を参照してください。
顧客は何を解約されますか?
Windows イメージング コンポーネントと XML Paper Specification Shared Components Pack 1.0 では、パッケージ インストーラ (以前の Update.exe) が使用されます。これらの 2 つのコンポーネント用の Update.msi は用意されていません。これらの Windows コンポーネントを配置する場合は、コマンド ライン オプションを使用することをお勧めします。
Active Directory を使用して配置できるコンポーネントの一覧を次の表に示します。
表 1 : Active Directory (x86) を使用して配置できるコンポーネントの一覧
構成要素 | OS | .exe ファイルまたは .msi ファイルの格納場所 | ディレクトリ | コンポーネント コマンド | ファイル抽出の必要性 |
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Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0 | XP、W2K3 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX30\x86\msxml6.msi | msxml6 | msiexec /qb /a msxml6.msi TARGETDIR=c:\msxml6 | |
Microsoft DirectX 9.0 Software Development Kit (SDK) 用ソフトウェア ラスタライザ | XP、W2K3 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX30\RGB9RAST_x86.msi | rgbrast | msiexec /qb /a RGB9RAST_x86.msi REBOOT=ReallySuppress TARGETDIR=c:\RGBRAST | |
.NET Framework 2.0 SP1 | XP、W2K3 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX20 適切な MSI および MSP | dotNetFX20 | msiexec /a netfx20a_x86.msi /update ASPNET.msp;CLR.msp;CRT.msp;NetFX_CA.msp;NetFX_Core.msp;NetFX_Other.msp;PreXP.msp;WinForms.msp;DW.msp USING_EXUIH=1 REBOOT=ReallySuppress TARGETDIR=c:\dotNetFX20 | |
.NET Framework 3.0 SP1 | XP、W2K3 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX30 適切な MSI および MSP | dotNetFX30 | msiexec /a netfx30a_x86.msi /update WCF.msp;WCS.msp;WF.msp;WPF1.msp;WPF2.msp;WPF_Other.msp;XPS.msp;WF_32.msp;WPF2_32.msp;WPF_Other_32.msp USING_EXUIH=1 REBOOT=ReallySuppress /l* %WORKFOLDER%\logs\netfx30_x86.log TARGETDIR=%WORKFOLDER%\AIP\NETFX30 | |
.NET Framework 3.5 | XP、W2K、Vista、W2K8 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX35\x86\netfx35_x86.exe | dotNetFX35 | msiexec /qb /a vs_setup.msi USING_EXUIH=1 REBOOT=reallySuppress TARGETDIR=c:\dotNetFX35 | |
表 2 : Active Directory (x64) を使用して配置できるコンポーネントの一覧
構成要素 | OS | .exe ファイルまたは .msi ファイルの格納場所 | ディレクトリ | コンポーネント コマンド | |
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Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0
なぜ私たちのデザイン·サービスを選択する | XP、W2K3 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX30\x64\msxml6.msi | msxml6 | msiexec /qb /a msxml6.msi TARGETDIR=c:\msxml6 | なし |
Microsoft DirectX 9.0 Software Development Kit (SDK) 用ソフトウェア ラスタライザ | XP、W2K3 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX30\RGB9RAST_x64.msi | rgbrast | msiexec /qb /a RGB9RAST_x64.msi REBOOT=ReallySuppress TARGETDIR=c:\RGBRAST | なし |
.NET Framework 2.0 SP1 | XP、W2K3 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX20 適切な MSI および MSP | dotNetFX20 | msiexec /a Netfx20a_x64.msi /update ASPNET_64.msp;CLR_64.msp;CRT_64.msp;DW_64.msp;NetFX_Core_64.msp;NetFX_Other_64.msp;WinForms_64.msp;ASPNET.msp;CLR.msp;CRT.msp;NetFX_CA.msp;NetFX_Core.msp;NetFX_Other.msp;PreXP.msp;WinForms.msp;DW.msp USING_EXUIH=1 REBOOT=ReallySuppress TARGETDIR=c:\dotNetFX20 | なし |
.NET Framework 3.0 SP1 | XP、W2K3 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX30 適切な MSI および MSP | dotNetFX30 | msiexec /a netfx30a_x64.msi /update WCF.msp;WCS.msp;WF.msp;WPF1.msp;WPF2.msp;WPF_Other.msp;XPS.msp;WCF_64.msp;WCS_64.msp;WF_64.msp;WPF1_64.msp;WPF2_64.msp;WPF_Other_64.msp USING_EXUIH=1 REBOOT=ReallySuppress TARGETDIR=c:\dotNetFX30 | なし |
.NET Framework 3.5 | XP、W2K、Vista、W2K8 | wcu\dotNetFramework\dotNetFX35\x86\netfx35_x64.exe | dotNetFX35 | msiexec /qb /a vs_setup.msi USING_EXUIH=1 REBOOT=reallySuppress TARGETDIR=c:\dotNetFX35 | あり |
/l*v logfile を msiexec コマンドで指定することで、各コンポーネントのログ記録を有効にすることができます。たとえば、.NET Framework 3.5 コンポーネントの配置のログ ファイルを含めるには、次のコマンドを使用します。
msiexec /qb /l*v netfx35_x86.log /a vs_setup.msi USING_EXUIH=1 REBOOT=reallySuppress TARGETDIR=c:\dotNetFX35
ステップ 1 : 管理者のインストール ポイントを作成する
メモ : |
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インストール ポイントの作成方法を示すサンプル スクリプトについては、このドキュメントの「付録」を参照してください。 |
再頒布可能パッケージを保存するためのフォルダを作成します。
Microsoft ダウンロード センター Web サイトから .NET Framework 3.5 再頒布可能パッケージをダウンロードし、手順 1. で作成したフォルダに保存します。
.NET Framework 3.5 の再頒布可能な .exe ファイルからファイルを抽出して、次のコンポーネント ファイルを探します。ファイルを抽出するには、次のコマンドを実行します。
dotnetfx35.exe /x:
会計ソフトウェア·パッケージは何ですか
たとえば、次のように実行します。
dotnetfx35.exe /x:C:\NETFX35
コンポーネントの .exe ファイルまたは .msi ファイルをローカル コンピュータの C:\ ドライブのルート ディレクトリにコピーします (コンポーネントの場所については、表 1 を参照してください)。
Windows の [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「cmd」と入力し、コマンド ウィンドウを開きます。
C: ドライブのルート ディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力して、.exe ファイルのコピー先ディレクトリを作成します。
対応するコンポーネント コマンド (「表 1」参照) を入力し、ディレクトリにインストール ポイントを作成します。
コマンド ウィンドウを閉じます。
Windows エクスプローラを開き、C:\directoryName に移動して、ファイルが抽出されたことを確認します。
フォルダとそのすべての内容を、配置に使用するネットワーク共有に移動します。
ステップ 2 : Active Directory グループ ポリシーにセットアップ パッケージを追加する
Windows の [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントし、[コンポーネント サービス] をクリックします。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] を展開します。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] ツリーが表示されます。
ドメイン ノードを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロパティ] ダイアログ ボックスで、[グループ ポリシー] タブをクリックします。
[グループ ポリシー オブジェクト リンク] ダイアログ ボックスで、[グループ ポリシー] タブをクリックします。
ログオンするユーザーを問わずコンピュータに適用するポリシーを設定する場合は、[コンピュータの構成]、[ソフトウェアの設定] の順に展開します。
メモ : |
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Active Directory サーバー上の共有の場所にマップしてください。それ例外の場所では、インストール用のパッケージを作成できません。 |
[ソフトウェアのインストール] を右クリックし、[新規] をクリックして、[パッケージ] をクリックします。
[開く] ダイアログ ボックスで、配置フォルダをコピーした場所を参照して .msi ファイルを選択します。
[ソフトウェアの展開] ダイアログ ボックスで、[割り当て] をクリックし、[OK] をクリックします。
[自動インストール] をクリックして、ドメイン内のすべてのコンピュータに自動的にソフトウェアをインストールします。
[OK] をクリックし、[コンポーネント サービス] コンソールを閉じます。
ステップ 3 : グループ ポリシーを使用してシステム特権を設定する
ほとんどのパッケージは、コンピュータのローカル管理者だけがインストールできるため、システム特権を使用して、グループ ポリシーでコンピュータごとにパッケージをアドバタイズする必要があります。ネットワーク管理者は、1 人のユーザー、1 台のコンピュータ、またはユーザーのグループに対してポリシーを作成できます。特殊なポリシー プロファイルの作成方法の詳細については、システム ポリシー エディタのヘルプを参照してください。ポリシーの構成方法の詳細については、グループ ポリシー スナップインのヘルプを参照してください。
Windows の [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントし、[コンポーネント サービス] をクリックします。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] を展開します。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] ツリーが表示されます。
ドメイン ノードを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロパティ] ダイアログ ボックスで、[グループ ポリシー] タブをクリックします。
[グループ ポリシー オブジェクト リンク] ボックスで、グループ ポリシー オブジェクトを選択し、[編集] をクリックします。
[コンピュータの構成]、[管理用テンプレート]、[Windows コンポーネント]、[Windows インストーラ] の順にフォルダを展開します。
詳細ウィンドウで [常にシステム特権でインストールする] をダブルクリックします。
プロパティ ダイアログ ボックスで [有効] をクリックして設定を有効にし、[OK] をクリックします。
[ユーザーの構成]、[管理用テンプレート]、[Windows コンポーネント]、[Windows インストーラ] の順にフォルダを展開し、手順 7. と 8. を繰り返します。
メモ : |
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システム ポリシー エディタと Windows インストーラ ポリシーを使用して、[常にシステム特権でインストールする] ポリシーを設定できます。この場合、コンピュータと各ユーザーに対してポリシーを設定する必要があります。グループ ポリシー エディタまたはシステム ポリシー エディタを使用しない場合は、Windows レジストリで値を変更することによって、各コンピュータに同じ設定を指定できます。 |
ステップ 4 : パッケージをコンピュータに割り当てる準備が完了していることを確認する
[コンポーネント名 - 日本語版プロパティ] ダイアログ ボックスで、[展開] タブをクリックします。
[展開の種類] で [割り当て] をクリックします。
[展開オプション] で、コンポーネントを配置するタイミングと方法のオプションを選択します。
他のタブを参照し、必要に応じてオプションを設定します。詳細については、ダイアログ ボックスで表示できるグループ ポリシー ヘルプを参照してください。
ステップ 5 : 他の必須コンポーネントを配置する
他の .NET Framework 3.5 コンポーネントを配置するには、「ステップ 1」を繰り返し、該当する Active Directory グループ ポリシーに .msi ファイルと .msp ファイルを追加します。
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